カーズ プチトイズ ラナ -その2-
今回は前回からの続きでラナのカーズ、プチトイズです。
今作の見所の一つは綺麗な背景です。
今までもピクサー作品は他のCG作品と比べると凝った背景を使用しており、それがキャラクターの存在感を高めるのに一役買っていました。
カーズではラジエーター・スプリングをより魅力的な場所に見せるために今まで以上に背景は緻密度をあげています。
しかし、全てが3DCGという訳ではありません。
遠景などの空気感などは実はCGが比較的苦手とするところでして、遠景はCGにアーチストがフリーハンドで手をいれた物を貼り込んだりしています。
特撮好きな人にはお馴染みのマットペイントと云う奴です。
ビデオとか発売されたら、どこにどんな技法が使われているか分析してみるのも面白いかもしれません。
また、同時上映の「ワンマンバンド」も小品ながらも恐ろしく完成度が高く、お勧めです。
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診療所を開く傍ら、町の判事も務め住民たちの尊敬を集めている。 マックィーンに対しては複雑な感情を抱いている。 彼の過去を偶然知ったことがマックィーンが自身の人生を考えるきっかけとなる。 モデルは51年型ハドソン・ホーネット。 色が明るすぎますが、このサイズだとあんまり暗くてもシェリフと見分けがつかなくので、選択としては良いかもしれません。 (実際のCGではハドソンとシェリフのシャーシは共用です。) |
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タイヤショップを経営しているがちっともお客さんが来ないので悩み。 その人その人にあったタイヤを見立てるのが得意。 同郷であるフェラーリが大好き。 モデルは59年型フィアット500。 全体の形状は優秀ですが、素材の問題か所々抜きの良くない箇所があります。 あと、色も黄色味が強すぎる様です。 |
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ルイジの相棒でイタリア生まれの3輪フォークリフト 。 生りは小さいが動きは素早く、非常に早くタイヤ交換が出来る。 夢はサーキットでピットクルーとして働く事だが、英語は「ピット・スットプ」しか喋れない。 後部の出っ張りが小さいけど、ひょっとするとこの子が一番出来が良いかもしれません。 |
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ピストン・カップ史上で最多勝利を誇る偉大なチャンピオンだが、驕ることなく努力を続け、チームや家族も重んじる人格者。 声を当てているのは実際にストックカーレースで通算200勝をマーク、7度のチャンピオンに輝いた"The King"、伝説のレーサー「リチャード・ペティ」です。 モデルは70年型のプリマス・スーパーバード。 造形はコクピット部分が平べった過ぎますがスピード感のある感じには仕上がっています。 |
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キングの影で万年2位に甘んじてきた中堅レーサー。 車体を平気でぶつけて相手のミスを誘うなどフェアプレイ精神にはやや欠ける。 体中隙間が無いほどスポンサーステッカーを貼っており、中でもメインスポンサーは「hostile takeover Bank」訳すと「敵対買収銀行」ってエライ銀行も有ったモンです。(w 表情がややトロンとしている他は大変良い出来です。 |
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| シークレットは・・・・ まぁ、自分で引き当てるまで知りたくないという方も多々いらっしゃると思うので コチラの別ページを設けました。 お手数ですが観られる方は↑をクリックしてください。 |
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ジョン・ラセター氏が久しぶりに監督を務めた事でも話題になった本作ですが、氏はカリフォルニア芸術大学がディズニーと共同で開設したキャラクター・アニメーション課程の第一期生であります。
ちなみに、メーターのナンバー「A113」は同校の教室番号であり、ラセター作品以外にも「アイアン・ジャイアント」「ザ・シンプソンズ」など同校卒業生が深く関わった作品にしばしば登場する番号です。
卒業後、ディズニーに5年間務めた後、同氏はルーカスのILMに参加。そこでCGアニメーションと出会います。
ILMのCGというと最初のスターウォーズ3部作ではワイヤーフレームが時折出てくる程度でしたが、それから何年か後のスタートレック2では惑星の再生シュミレーションシーンで惑星の全景から地表近くまで一気にカメラが寄り、岩だらけの表面に水が湧き、山が形造られ、緑が芽吹き、また全景に戻ると青い星に変わっているというカットが衝撃的でした。
当時私は映画の専門学校に通っていたのですが、学生の間でもあのカットは非常に話題になりました。
(ちなみに、その頃ディズニーはトロンちゅうニセCG映画を公開して、失笑をかっていました。)
その後、ILMのCG部門をスティーブ・ジョブズが買収、ピクサーを設立し、やがて長編CGアニメーションの製作に乗り出すわけですが、その時にパートナーに選んだのが、ラセター経由でつてがあったディズニーという訳です。
そして今度はディズニーがピクサー株を購入し会社の合併となりラセターはディズニーに戻って来た訳ですから人生どう転がるかはわかりません。
やもするとスローライフ賛歌のように取られがちな本作ですが、 もちろんその様な面も有りますがそれだけではありません。
無論スローライフ的生活はマックィーンが自身を見つめ直すための重要なきっかけの一つではあります。
しかし、むしろより強いメッセージとしては人と人の繋がり(この場合は車と車?)が人生の宝物であり、そこからまた新しい展望が生まれるよという事だと思います。
実際、巡り巡ってまたディズニーに所属する事になったラセター監督も今それを実感しているのではないでしょうか。
マックィーンはラジエーター・スプリングでの生活を忘れる事はないでしょが、サーキットでの生活もまた忘れることが無いのです。
















